助動詞willについてです。
助動詞(法助動詞)は英語でmodal auxiliary verb、またはmodal verbといいます。modalは法、auxiliaryは補助の、verbは動詞という意味です。
英語の勉強でよく出てくる助動詞は、正確には法助動詞と言います。法助動詞とは別に、助動詞と呼ばれるものには、be、have、doなどがあります。
willには助動詞の意味以外にも、名詞の意味があり意志や遺言といった意味もあります。
この名詞の意志という意味が助動詞willとして使う時に、とても大事になってくるので、心に留めておいてもらえると幸いです。遺言にも死者の「意志」が宿っていますよね。
willの基本の形
<基本的の形>
主語(S) + will + 動詞の原形(V) + ~
willに限らず、助動詞の後ろは必ず動詞の原形になります。
また、主語との省略形は“〇’ll”という形になります。(例:I will = I’ll、You will = You’ll、He will = He’ll、She will = She’llなど)
助動詞willの用法
助動詞willには次のような使い方があります。
1.単純未来:「~だろう」
2.意思未来:「~するつもりである」
3.現在の習性・傾向:「よく~する」
4.固執・強い意志:「どうしても~しようとする」
5.推量:「~だろう」
過去を表す時は過去形のwouldを用います。各用法について、順に見ていきます。
単純未来:「~だろう」
1つ目の用法です。単純未来を表し、訳は「~だろう」となります。
She will go to supermarket.
(彼女はスーパーマーケットに行くだろう)
意思未来:「~するつもりである」
2つ目の用法です。意志未来を表し、訳は「~するつもりである」となります。
I will study English.
(私は英語を勉強するつもりである)
現在の習慣・傾向:「よく~する」
3つ目の用法です。現在の習慣・傾向を表し、訳は「よく~する」となります。
He will usually drink coffee after eathing lunch.
(彼はよく昼食後にコーヒーを飲む)
固執・強い意志:「どうしても~しようとする」
4つ目の用法です。固執・強い意志を表し、訳は「よく~する」となります。
She will refuse first.
(彼女はまず断ろうとする)
推量:「~だろう」
5つ目の用法です。推量を表し、訳は「~だろう」となります。
He will sleep by now.
(彼は今頃寝ているだろう)
willの否定文の作り方
<基本の形>
主語(S) + will not[won’t] + 動詞の原形 + ~
“will not”の短縮形はwon’tとなります。willn’tとはならないので注意が必要です。
単純未来:「~だろう」の否定文
He won’t[will not] come here.
(彼はここにこないだろう)
意思未来:「~するつもりである」の否定文
I won’t[will not] lie to you.
(私は嘘をつかないよ)
固執・強い意志:「どうしても~しようとする」の否定文
どうしても~しようとしない(強い拒絶)を表す文になります。
He won’t[will not] eat sweets.
(彼はどうしてもお菓子を食べようとしない)
推量:「~だろう」の否定文
The man who stands in front of door won’t[will not] be George.
(ドアの前に立っている男の人はジョージじゃないだろう)
willの疑問文の作り方
willを用いた疑問文は他の助動詞と同様に文頭にwillを置いて、その後に主語、そして動詞の原形と続けます。
<基本の形>
Will + 主語(S) +動詞の原形(V) + ~?
単純未来:「~だろう」の疑問文
Will it rain today?
(今日、雨は降りそうですか?)
意思未来:「~するつもりである」の疑問文
Will he buy me a ring?
(彼は私に指輪を買ってくれるつもりですか?)
現在の習性・傾向:「よく~する」の疑問文
Will he drive a car?
(彼はよく車の運転をしますか?)
固執・強い意志:「どうしても~しようとする」の疑問文
Will she play tennis?
(彼女はどうしてもテニスをしようとしますか?)
推量:「~だろう」の疑問文
Will he arrive at school?
(彼は学校についていそうですか?)
その他のwillの疑問文(依頼)
willを用いた疑問文では、依頼(~してくれませんか)を表現する事もできます。
Will you open the door?
(ドアを開けてくれませんか?)
willを過去形のwouldにすると、より丁寧な依頼になります。
Would you open the door?
(ドアを開けてくれませんか?)
※日本語訳は同じですが、聞き手の受ける印象は変わります。また、英会話の中で“Would you~?”の依頼の形はよく聞きます。

